エアーフィルターのラムエア(RAMAIR) |
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エアーフィルター比較テスト |
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| エアーフィルターの使命 「しっかりろ過して、たくさん吸わせる」、エアーフィルターの役目をひとことで言うならこれに尽きるでしょう。 エンジンを保護するために異物をしっかりと除去し、より多くの新鮮な空気をキャブレターやインジェクションに送り込む。 しかし、もともと装着されている純正パーツはどんな条件下でもエンジンを保護するよう、ろ過性能を最優先に考えた仕様となっています。 ところがチューニングという視点で吸気システムを見直すと、エアーフィルターというパーツは空気を吸うときの抵抗になり、「適切な混合気をより多く吸い込ませたい」という 目的の足かせにもなります。レースの世界で剥き出しのキャブレターが多く見られるのは、その足かせを外し性能最優先で考えているから。ただエンジンの寿命を考えると、 どこでもオススメできる方法とは言えません。とくに雨、風、ホコリと条件が様々に変化するストリートなら、ろ過機能を持たない吸気システムではエンジンの傷み具合だって気になるもの。 そこで登場するのが、チューニングパーツとしてのエアーフィルターです。ラムエアは、「ろ過して吸わせる」という相反した要求をどこまで高めることができるかを考え作られた、 高性能フィルターのトップブランド。ここではその実力がどのようなものなのか、ライバル製品を交えて2つのテストを行い明らかにしてみました。 使用したのは、ラムエアと並んで知られているK&Nで、特殊なろ紙を細かく折り重ねた独特の形状を持ち、バイク〜クルマ用までラインナップを持つ大御所です。 エアクリーナーボックスやファンネルの代わりにキャブに直接装着するタイプで、いわゆる「パワーフィルター」的な形状を持ち、使用している素材こそ異なりますが ラムエアではMCシリーズが同形状となります。比較テストでは、このK&Nフィルターに対し、ラムエアからはMCシリーズ、そして代名詞的存在であるMSシリーズもテスト。 MSシリーズはパワーフィルタータイプとは異なり、吸入効率の高いファンネルの効果をそのまま活かすべく特殊スポンジでファンネル自体を覆ってしまう作りを持ちます。 これら3つのフィルターを使ったテストは2種類。ひとつがダイノマシンを使ったパワーチェックで、もうひとつが排ガスの成分を計測する空燃比チェックを行いました。 |
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| テスト1:ラムエアvs K&Nパワーチェック |
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パワーチェックにはダイノマシンを使い、フィルターの性能が実際にどれだけ出力に影響を与えているのかを測ってみました。 ダイノマシンで計測できるのは「後輪出力」と言って、エンジンからクラッチやチェーン、タイヤを介し路面に伝わっている実際のパワーで、エンジン単体で計測している カタログ数値よりも低く出るのが一般的です。また出力特性をグラフで表示することができ、ここから読み取れる情報は最高出力だけではなく、パワーの立ち上がり方やどこに谷間があるのか、 またトルクカーブも表示することが可能です。計測はまずフィルター交換前の状態で1回行い、それを基準にラムエアMS&MCシリーズ、及びK&Nを装着して比較。 計測は各フィルターとも油温が80度になってから3回に分けて行い、各々のベストグラフを抽出しています。交換したのはフィルターのみで、キャブレターのメインジェットやニードル位置など、 内部にはノータッチ。専用のセッティングは施さずに敢えてポン付けでどれだけ差が出るものなのか、試してみました。 果たして、その結果は……? パワーチェックの結果はこちら>>> | ||
| テスト2:ラムエアvs K&N空燃比計測 |
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パワーチェックと同時に行ったもうひとつのテストが、空燃比計測。空燃比とは混合気中の空気対燃料(ガソリン)の比率を表したもので、エキゾーストパイプに仕込まれたセンサーから
排ガス成分を分析し、キャブからエンジンに送り込まれる混合気の中身がどんな状態なのかを確認する方法です。理論上ベストといわれている空燃比は空気対燃料の比率が14.7:1ですが、
実際にパワーが出やすい比率は12.0〜13.0:1辺りと言われています。では、この空燃比計測がフィルターの性能チェックにどう関わるのか? やはりフィルター交換前に一度計測して、
その空燃比を基準点に、そこから数値が低く(=混合気が濃く)なればフィルターの抵抗が大きく空気の吸入量が少なくなったことを示し、逆に空燃比の数値が高く(=混合気が薄く)
なったらフィルターの抵抗が小さく空気の吸入量が多くなっていると考えられるワケです。モニターには空気側の比率が数値として表れ、「12.43」という具合に小数点を含めて表示されます。 モニターの数値はスロットル開度に応じリニアに変化するので、低速、中速、高速と3段階に分けて回転を固定しその数値の平均値を出しました。 D-TRACKERへのセンサー取り付けは、マフラーにセンサー用ジョイントを加工済みの同径パイプをエキゾーストパイプとサイレンサーの間に挟みこみそこに装着して計測。 さあ、ラムエアとK&Nの空気抵抗の差はどのようになったのでしょう? 空燃比計測の結果はこちら>>> | ||
| テスト車輌紹介:Kawasaki D-TRACKER by NAPS YOKOHAMA |
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今回のテストに使用した車輌は、モタードルックスで人気のカワサキD-TRACKERです。
250ccながらパワフルな水冷4バルブDOHCエンジンを心臓に持ちますが、このマシンは排気量を300ccにしカムも交換。
もちろん吸排気も変わっており、クラスを超えたパワーを身に着けています。吸気にはケーヒンFCR41Φをファンネル仕様で装着しており、計測時のセッティングはやや濃い目。 吸入時の抵抗がほとんどないファンネル仕様で濃い状態ゆえ、フィルターを付ければ抵抗は上がりさらに混合気が濃くなることは必至。 フィルターの空気抵抗が、即数値として表れる状況と言えます。 取材用としてこのマシンの貸し出しに快く応じてくれたのは、関東近県ではバイク用品店として有名なNAPSの横浜店。 モタード好きなスタッフの多い同店なら、扱うパーツを駆使すればこのD-TRACKERと同じ仕様を製作することも可能です。 ![]() |
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| 計測テストご協力ショップ:ブルーライトニング |
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今回の計測作業でお世話になったのが、ダイノマシンを活用したチューニングショップとして有名なブルーライトニング。
東京・大田区にあるこのショップは、国産/輸入モデル問わずノーマル〜チューニングエンジンまで様々な計測データとセットアップノウハウを持っているところです。ダイノマシンを使ったセッティングは、勘に頼らない客観的データを元にして行うためマシンのベストな状態を探りやすいのですが、機械の使い方にももちろんコツが必要で、 同店の膨大な計測経験はどんな車輌も確実に状態を把握し対応してくれます。 |
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吸気を決めたら排気も決めよう!レオビンチ(LeoVince)マフラーはこちら>>> 点火系はもちろんスプリットファイアで決まり!(SplitFire)>>> |
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