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B+COM Stationをバイクへ積載し、操作するライダーを「Stationマスター」と呼びます。
Stationマスターは、グループトークサーバーの管理者となり、ツーリングのグループ全体をまとめ、 メンバー各自のB+COMの状態を把握し、必要に応じて指示を出したり、自ら状況に応じて操作や対応を行う、重要な役割を担うことになります。
まず最初に、「Stationマスター」になるべき人を決めてください。
安全・快適で円滑なツーリングをしていただくためには、メンバーの中で、より「Stationマスター」に適した人を選んでください。
そして「Stationマスターの心得」を習得することで、円滑で誤解の無い、焦らない快適なツーリングを実現しましょう。
「Stationマスター」に向いているのは、こんな人です:
- B+COMマスターである方※
- バイク歴があり、ツーリング慣れをしている方
- 音でエラーや障害の原因を聞き分けられる方
- 仕切り屋さん
対象製品: B+COM Station GTS216
<ツーリング当日までにやっておくべき準備>
1.ヘッドセット側のプログラムを、Station対応プログラムにしたか確認しましょう
SB213.EVO、SB213を使用する際は、Station対応プログラムに変更する必要があります。
もし、変更していない仲間がいる場合、動作が不安定になったり正しい機能として使用できない場合があります。
できるだけ、前日に確認しておくことをお勧めします。
可能ならば、積載可能なNET BOOK(Windows XP)を持参してもよいかも知れません。
<ツーリング当日、集合した際に、これだけは確認>
2.全員のインカム装着状態をチェックしましょう
B+COM Stationは、最大6人までのB+COMインカムマイクからの音声を、全て拾います。
つまり1人でも、ヘルメットへのインカム装着の仕方が不適切で、無駄に風切り音やノイズを拾ってしまっていた場合でも、
その耳障りな音を、漏れなく他のライダーにも伝えてしまうことになります。
インカムを通じて伝える音質は、ヘルメットへのインカム装着方法によって大きく左右されますので、
必ず各ヘルメットに適した、正しい装着方法を理解し、全員に指導しましょう。
3.携帯電話等、全てのBluetooth機器の電源OFFにし、B+COMをリセットしましょう
安定した通信を行うには、一度各機器のリセットを行い、初期状態にしましょう。
あらゆる機器とペアリングして接続したりすると、パソコンでいうところのメモリの仕事量が増え、
接続安定動作に支障を来す場合があります。一度内部データをクリアにする意味で、リセットを行いましょう。
4.ペアリングする前に、誰を何番にペアリングするか決めて、覚えておきましょう
まずは列になって走る順番を決めましょう。
Stationマスターは、全員の真ん中になるポジションになるようにしましょう。
接続させる人数によって、Stationの接続ポートをバランスよく振り分けましょう。
Stationは、接続ポート番号1〜3と4〜6で、それぞれ別々にDSPで制御しています。
そのため特に3〜4人の場合は、以下のように接続ポートを振り分けることで、接続安定性が増します。
3人の場合:
Link(ポート)No.1〜3に2人、Link (ポート)No.4〜6に1人
4人の場合:
Link (ポート)No.1〜3に2人、Link (ポート)No.4〜6に2人
※最大6人で同時接続した場合、通信安定性が悪くなる場合があります。
5.「Stationマスター管理NOTE」で、全体を把握しましょう
別添または、別途WEBよりダウンロード可能な「Stationマスター管理NOTE」で、全体の状況を把握しましょう。
トラブルシューティング等に非常に役立ちます。またトラブルがあった場合、このシートが基点となるので
その後の対応がスムーズに行われます。
6.B+COM Stationが無くても運用できるよう、代替の意思疎通手段も決めておきましょう
グループで通話をできるのは、今までのツーリングの在り方が変わるくらい便利なことでしょう。
しかし、残念ながらBluetoothは技術的な特性上、通信エラーが起こることがしばしばございます。
Stationが無いと台無しになった、、、ということにならないよう、エラーが起こった場合も想定して、
代替の意思疎通手段も予め決めておきましょう。それが円滑なツーリングの第一歩になります。
<全員が揃い、準備が整ったらペアリング>
7.B+COMには、Station以外はペアリング&接続しないで使用します。(2011/11/30現在)
Bluetoothは特殊なデジタル通信の暗号化技術により、秘匿性はありますが、同じ2.4GH電波帯を使用するBluetooth機器が
多ければ多いほど、電波干渉、出力障害が起こり、通信不安定、それによるブロックノイズの発生等が生じ得ます。
(本製品に限らず、Bluetooth技術を利用した機器は、全体の通話品質が、通話できないレベルまで低下してしまうことがあります。)
Stationに接続してグループ通話をする場合は、B+COMにはStation以外のBluetooth接続はしないで、グループ通話を楽しみましょう。
8.ペアリングは1番から順番に行い、ペアリング中は、他B+COMの電源をOFFにしましょう
StationとB+COMのペアリングは、それぞれ自動で探索します。そのため、周りに他のBluetooth機器があると
その妨げとなる場合があります。またペアリングするB+COMは、Stationの半径1m以内に、できる限り近寄ってもらいましょう。
9.全員のペアリングが完了したら、Stationマスターから全員を呼び出ししましょう
まずStationから一斉呼び出しをする前に、全員のB+COMの電源がONになっているかを確認しましょう。
Stationの近くに全員を集め、全員のB+COMの電源ONが確認できたら、Stationから一斉呼び出しを行いましょう。
10.ヘッドセットのボリュームは、全員「10」を基準にしましょう
SB213.EVOまたはSB213のボリュームレンジは15段階です。通常、ヘルメットへスピーカーの組み込みが適切であれば、
10を基準に聴くことが可能です。例えばボリュームをMAXにしても音が小さい場合、スピーカーの位置が適切ではないケースが多いです。
必ずスピーカーは耳にフィットし、耳とスピーカーの中心が同じになるように位置・高さ調整をする必要があります。
スピーカーの位置が正しくないと、ボリュームを無駄に上げることになり、音もスカスカで、ノイズ領域が強調されることになります。
ボリュームレベルを確実に10に設定する方法として、レベルを一旦上げていき、「ピッ」という音でMAXまで到達したことを確認した後、
5段階レベルを下げればOKです。
11.マイクOFF機能(B+COM操作・新機能)のやり方を覚え、みんなに説明しておきましょう
ヘルメットの種類やインカムの装着状態、バイクの種類などで、横風や走行速度により、ノイズがひどくなってしまう場合があります。
そのノイズがStationにより伝達されると、全員が不快になってしまうため、マイクをOFFにすることが可能です。
自分で発言したい時のみマイクをONにし、普段はマイクをOFFにすることで、雑音の入力・伝達を回避できます。
操作方法は以下の通りです。
・EVO:FUNCTIONボタン1回クリック→マイクオフ機能ON→同操作でマイクオフ機能OFF
・213:ボリュームダイヤル下へ3秒間固定→マイクオフ機能ON→同操作でマイクオフ機能OFF
マイクOFF中は、他からの音声とともに、30秒間に1度「ピッ」というビープ音が出力して、今どちらのモードかをお知らせします。
※マイクオフ機能は、それぞれStation対応プログラムへの変更が必要です。
<いざ、ツーリングに走り出したら>
12.できるだけペアリングをした番号順で、走りましょう
Stationのインジケーターが示す接続が、どのライダーに該当しているのかが、感覚的に分かりやすくなります。
13.Stationマスターを、走行列の中心に配置しましょう
B+COM Stationの通信距離は、Stationを中心に半径約100mです。
グループの距離を稼ぐには、Stationを中心に前後100mの約200m(見通しで)が、最大通信距離となります。
※通信距離は、走行環境により大幅に前後します。
14.走行中は安全運転を最優先しましょう
走行中の本機の無理な操作および凝視は、安全運転の妨げとなります。
無理をせず焦らずに、安全が確保できる状態で操作を行いましょう。
※運転中の周囲への注意が、散漫にならないように!
15.グループ通話を利用して、走行中の安全確認も全員で声を掛け合うよう、促しましょう
走りながら会話ができるのは楽しいことです。せっかくのグループ会話機能を活用して事故の無い安全で快適なツーリングを行いましょう。
例えば、高速道路などの追い越しや車線変更、交差点などの右左折、ガソリンスタンドやレストランから車道に出る場合など、
みんなで声を掛け合いながら走行すれば、あらゆるトラブルも回避できる可能性が高くなります。
16.グループ通話を活用して、走行の慣れていない初心者には、声をかけてあげましょう
初心者はバイクにも道にも慣れていません。要するに走るだけでも精一杯状態です。
またグループの列を乱したり迷惑を掛けたくないと思うあまり、無理に付いて行こうとして事故になる場合もあります。
ベテランライダーは、初心者に声をかけてペースに無理が無いかも配慮するように心がけましょう。
それにより初心者には安心感も生まれ、同じバイク仲間としてツーリングの本当の楽しさを体感できることでしょう。
17.スピードの出し過ぎは禁物です
スピードの出し過ぎは、マスツーリングでの安全性が失われるばかりか、全体の通話品質にも悪影響を及ぼします。
ハイスピード時は、排気音、エンジン音、風切り音、ヘルメット内への巻き込み音、ロードノイズ、注意力の低減により、
会話をしたり音を聴いたりする上では全て逆効果です。
<何らかのトラブルかと思ったら>
18.インジケーターで何番が、(=誰が)接続されていないか一目瞭然です。
インジケーターランプが点灯していれば、その番号の通信は正常に接続しています。
ランプが点滅している場合は、距離が離れているか接続が安定していない状態を表わします。
ランプが消灯している場合は、接続が切れているか接続を切っています。
19.接続が安定していない場合は、ノイズが大きくなります
接続が安定していない場合、接続が安定していないB+COM側からは「プー、プー」というエラー音が出力され、
Station側では、そのB+COMが接続している番号が点滅し接続不安定状態をお知らせします。
「プー、プー」というエラー音が出ている間は、話をしても他のB+COMには音声は伝わりません。
その際、その他のB+COMでは通信不安定による、以下のような不快なノイズが発生します。
「チリチリチリ・・・・」大なり小なり、常時出ており、不安定時には音が大きくなる
「ザザ、ザザザー・・・」瞬間的に発生する
「ダッ ダッ ダッ」連続的に発生する
「ビー・・・・・・」安定性がさらに悪い場合に発生する
「ギゴン、ギゴン」ロボットが話すような、機械的な音で通信不安定時だけでなく、距離が離れた時に発生する
20.接続が安定していない場合は、声が途切れて聞こえます
接続が安定していない場合、接続が安定しないB+COMの話す声が、途切れたりかすれたり震えてして聞こえます。
話す言葉「あいうえお」→みんなが聞こえる声「あーうーお」
さらに悪くなる場合は、話す声が拡声器で話しているような、ノイズだけの声になる場合があります。
21.接続が安定しない場合も、焦らずに少し様子をみましょう
各番号のインジケーターが点滅している場合、その番号に接続しているB+COMとの通信が不安定になっています。
この場合、全体のパフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
無理に接続を切って、接続しなおし等を頻繁に行うと、かえって不安定になる場合があります。
接続が安定しない場合でも5〜10分は様子を見ましょう。
また安全を最優先した上で、Stationマスターが問題の接続をもつB+COMに近づいた方が、安定性が回復しやすくなります。
22.マイクが拾うノイズがひどい場合は、マイクをOFFにしてもらいましょう
ヘルメットの種類やインカムの装着状態、バイクの種類により横風や走行速度により、ノイズがひどくなる場合があります。
その影響で、全員が不快にならないために、Stationマスターは「○番の○○くん、マイクをOFFして!」と伝えましょう。
23.接続が安定していないのが続くなら、不安定な番号を切断→再接続しましょう
接続不安定が続く場合、接続が不安定なB+COMの接続を切りましょう。
再接続する場合は、全体の接続・音声が安定して(5分〜10分程度)から、切断したB+COMを呼び出ししましょう。
24.接続が切れた場合は、Stationマスターから呼び出しましょう
今現在の所、端末側からの呼び出し接続は安定性が低い状態となりますので、
接続が切れた場合は、StationマスターがStationから呼び出しを行いましょう。
<Station 本体の注意点>
1.Stationの電源は、必ずStation専用パワーケーブルをご使用ください。他製品はノイズが発生します
2.電源をON操作の長押しは、Linkインジケーター1→6に移動する間に、手を離しましょう
3.電源の再起動をする際は、メインLEDの赤色点灯が一旦消灯するのを待ってから
4.3人〜4人の場合は、Link No.1〜3と4〜6で、人数を振り分けてペアリングを行いましょう
<Stationにつながる全員が、良い音で通話するためのアドバイス>
- スピードを出し過ぎない
- 法定以上の音量が出るマフラーを使用しない
- 内装のしっかりとしたヘルメットを使用する
- できるだけフルフェイスヘルメットを使用する
- スピーカーのフィッティングを確認する
- 風切り音を拾いにくようにマイクをフィッティングする
- できるならマイク性能の高いEVOを使用する





